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日本では、情報セキュリティに関するさまざまなカンファレンスが催されており、サイバーセキュリティに携わる人々によって活発な意見交換が行われています。その中で私たちJPCERT/CCのメインミッションであるインシデントレスポンスにフォーカスしたマルウエア分析をはじめとした専門的な領域に踏み込んだ技術発表や情報交換の場が少ないことも事実です。
そういった現状を踏まえ、インシデント分析やマルウエア分析をはじめとしたセキュリティインシデントに関わる技術に特化し、最前線で活躍するセキュリティアナリスト同士の情報交換や技術向上を目的に立ち上げたのが、セキュリティインシデント分析・対応のための技術情報共有カンファレンス「JSAC」(Japan Security Analyst Conference)です。
そういった現状を踏まえ、インシデント分析やマルウエア分析をはじめとしたセキュリティインシデントに関わる技術に特化し、最前線で活躍するセキュリティアナリスト同士の情報交換や技術向上を目的に立ち上げたのが、セキュリティインシデント分析・対応のための技術情報共有カンファレンス「JSAC」(Japan Security Analyst Conference)です。
JSACの実施 ――サイバーセキュリティの第一線で活躍するスペシャリストたちが集結
記念すべき第一回目のJSAC(JSAC2018)は、今年(2018年)の1月25日に開催しましたが、告知後すぐに当初の予定定員数300席満席となってしまったので、急遽480席まで増席したのですが、それもすべて埋まるなど思いもよらぬ大盛況となりました。
JSACはより専門性の高いカンファレンスであり、来場者もセキュリティ関連業務に従事するアナリストなど専門家が中心。それだけに、これだけの人数が集まる場面に感動を覚えたのと同時に、これだけのスペシャリストが一同に介して情報交換を行えることは、必ず実りある会合になるものと確信しました。
参加者の内訳ですが、セキュリティベンダーのエンジニアや企業のセキュリティ担当者、そして我々のようなCSIRTのスタッフなど、サイバーセキュリティの最前線の現場で活躍するスペシャリストたちが集ってくださいました。
記念すべき第一回目のJSAC(JSAC2018)は、今年(2018年)の1月25日に開催しましたが、告知後すぐに当初の予定定員数300席満席となってしまったので、急遽480席まで増席したのですが、それもすべて埋まるなど思いもよらぬ大盛況となりました。
JSACはより専門性の高いカンファレンスであり、来場者もセキュリティ関連業務に従事するアナリストなど専門家が中心。それだけに、これだけの人数が集まる場面に感動を覚えたのと同時に、これだけのスペシャリストが一同に介して情報交換を行えることは、必ず実りある会合になるものと確信しました。
参加者の内訳ですが、セキュリティベンダーのエンジニアや企業のセキュリティ担当者、そして我々のようなCSIRTのスタッフなど、サイバーセキュリティの最前線の現場で活躍するスペシャリストたちが集ってくださいました。
JSACの反響 ――より専門性の高い技術交流と情報共有が実現
カンファレンスでは、事前に講演募集に応募していただいた24件のテーマからプログラム選考委員が選定した10件について講演が行われました。それぞれの講演では、主にマルウエア分析やフォレンジック(デジタル鑑識)といったセキュリティインシデント分析・ 対応に関する技術に関して、講演者独自の新しい技術的な知見や、分析をサポートする技術者よって開発された分析ツールの紹介など、より専門性の高い情報共有が行えました。
カンファレンスでは、事前に講演募集に応募していただいた24件のテーマからプログラム選考委員が選定した10件について講演が行われました。それぞれの講演では、主にマルウエア分析やフォレンジック(デジタル鑑識)といったセキュリティインシデント分析・ 対応に関する技術に関して、講演者独自の新しい技術的な知見や、分析をサポートする技術者よって開発された分析ツールの紹介など、より専門性の高い情報共有が行えました。
これまで私は「Black Hat」や「CODE BLUE」などをはじめ国内外の著名な情報セキュリティカンファレンスに参加してきましたが、それらと比べてもインシデント分析・対応技術においては遜色ないレベルの会合になったと自負しています。カンファレンス終了後のアンケートで次回参加の希望を募ったのですが、実に嬉しいことに100%の方が「次回も参加したい」と回答してくださいました。これは本当に大きな励みになりました。 |
これからのJSAC ――JSACを最高レベルの技術交流コミュニティへ
こうした好評を賜り、次回のJSAC開催も決定しました。
このようなJSACの発起人であり、運営責任者の思いとして「これまで裏方に徹していたような人もどんどん参加してほしい」というものがあります。個人的な見解として、情報セキュリティの現場には、優秀でノウハウも豊富に持っているにもかかわらず、役割上、あまり表に出て情報共有を行ってこなかった人々がかなり存在すると思っています。ぜひ、そうした人々に新たな技術と見識を得る場としてJSACを利用してもらいたいですね。そうやってJSACがセキュリティインシデントに携わるエンジニアにとっての最高レベルのコミュニティへと成長してくれればこれほど嬉しいことはありません。
こうした好評を賜り、次回のJSAC開催も決定しました。
このようなJSACの発起人であり、運営責任者の思いとして「これまで裏方に徹していたような人もどんどん参加してほしい」というものがあります。個人的な見解として、情報セキュリティの現場には、優秀でノウハウも豊富に持っているにもかかわらず、役割上、あまり表に出て情報共有を行ってこなかった人々がかなり存在すると思っています。ぜひ、そうした人々に新たな技術と見識を得る場としてJSACを利用してもらいたいですね。そうやってJSACがセキュリティインシデントに携わるエンジニアにとっての最高レベルのコミュニティへと成長してくれればこれほど嬉しいことはありません。