2019年10月17日 (米国時間) 、US-CERT から Windows 7 および Windows Server 2008 R2 の延長サポート終了についての注意喚起 (AA19-290A) が公開されました。2020年1月14日以降、当該製品に対して、無料テクニカルサポート・ソフトウエアアップデートおよびセキュリティアップデートは行われません。 当該製品をサポート終了後も使用した場合、マルウエアへの感染や情報漏えいなどの被害を受けやすくなります。
US-CERT からは次の対策が推奨されています。
- OS のアップグレードを実施する
- 影響を受ける範囲を特定し、アップグレードしない場合のリスクアセスメントを行う
- サポートが継続されている OS もしくはクラウドサービスへのシステム移行を検討する
- アップグレードできない場合には、有償サポートが可能かマイクロソフトに確認する
現在使用中のシステムを確認し、該当するシステムがある場合には、計画的に対応をとることを推奨します。
US-CERT
Microsoft Ending Support for Windows 7 and Windows Server 2008 R2
https://www.us-cert.gov/ncas/alerts/aa19-290a
マイクロソフト株式会社
2020 年 1 月 14 日に Windows 7 のサポートが終了します
https://www.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-7-end-of-life-support-information
マイクロソフト株式会社
Windows Server 2008 および Windows Server 2008 R2 のサポート終了
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4456235/end-of-support-for-windows-server-2008-and-windows-server-2008-r2
マイクロソフト株式会社
Windows ライフサイクルのファクト シート
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/13853/windows-lifecycle-fact-sheet
CyberNewsFlash は、注意喚起とは異なり、発行時点では注意喚起の基準に満たない脆弱性の情報やセキュリティアップデート予告なども含まれます。今回の件を含め、提供いただける情報がありましたら、JPCERT/CCまでご連絡ください。
早期警戒グループ
メールアドレス : ew-info@jpcert.or.jp