WPA と WPA2 はそれぞれ暗号化と認証の機能を有しています。WPA 対応機器では TKIP (RC4) が使用可能であること、WPA2 対応機器では、より暗号強度の高い CCMP (AES) が使用可能であることとされています。 ただし、WPA2 対応機器であってもほとんどの場合、既存の機器との後方互換性のため、TKIP (RC4) にも対応しています。 例えば、WPA 対応機器と WPA2 対応機器が混在している場合、WPA2 対応機器を使用しているからといって、必ずしも CCMP (AES) を使っているとは限りません。WPA2 対応機器のみで構成されるネットワークでは CCMP (AES) のみを使う設定にする事を推奨します。
参考文書(日本語)
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JPCERT/CC REPORT 2007-08-29
【今週のひとくちメモ】無線 LAN のセキュリティ (WEP、WPA、WPA2)
http://www.jpcert.or.jp/wr/2007/wr073301.html#Memo
Weekly Report 2008-11-19号 に掲載