まもなく年度が変わろうとしています。この時期には人事異動等の影響で、不要になるユーザアカウントやメールアドレスが多数発生することが予想されます。そこで、システム管理者の方は不要になるアカウントやアドレスを予めリスト化するなどの準備をしておき、できるだけ速やかに適切な措置を取ることを推奨します。 また、無効なメールアドレスが whois データベースや自組織のウェブサイトを通して外部に公開されていないかどうか併せて確認し、必要に応じてそれらの情報を更新しましょう。 さらに、この機会に各ユーザおよび管理者のパスワードの一斉変更、ネットワーク機器の設定変更、アカウント管理ポリシーの見直しなども検討することをお勧めします。
参考文書(日本語)
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JPCERT/CC REPORT 2004-04-21号 [今週の一口メモ]
ユーザアカウントとパスワードの整理
http://www.jpcert.or.jp/wr/2004/wr041601.txt
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JPCERT/CC REPORT 2006-03-29号 [今週の一口メモ]
whois データベースの更新
http://www.jpcert.or.jp/wr/2006/wr061201.txt
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JPCERT/CC REPORT 2006-04-05号 [今週の一口メモ]
インシデント報告を受けつけるメールアドレス
http://www.jpcert.or.jp/wr/2006/wr061301.txt
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JPCERT/CC REPORT 2006-04-19号 [今週の一口メモ]
ユーザアカウントとメールアドレスの整理
http://www.jpcert.or.jp/wr/2006/wr061501.txt
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JPCERT/CC REPORT 2007-02-21号 [今週の一口メモ]
予め設定されているアカウントやパスワードに注意
http://www.jpcert.or.jp/wr/2007/wr070701.html#Memo
Weekly Report 2007-03-22号 に掲載