メールサーバや Web プロキシとして動作するアプライアンスやソフトウェア製品の中には、メール受信制限や Web フィルタリングを実現するために外部のブラックリスト (ブロックリスト、ブロッキングリスト) を参照する機能を持つものがあります。 使用している製品にこのような機能が組み込まれている場合、機能が有効になっていることに気付かないまま使用してしまうことがあります。結果として、意図に反した形でメールの受信や Web の閲覧が制限されてしまい、業務に支障をきたすことがあります。特に、外部からのメールがブラックリストによって削除されるような設定になっていた場合、必要なメールが届いていないことに気付かなかったり、気付くのが遅れたりすると、トラブルのもととなります。 そこで、お使いの製品について、以下の点を確認することをお勧めします。 1. 外部のブラックリストを参照する機能の有無 - 機能が存在する場合は、その設定方法および設定状況 2. 参照先のブラックリストの信頼性 - ブラックリストの運用ポリシー
参考文書(日本語)
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IAjapan 有害情報対策ポータルサイト -迷惑メール対策編-
迷惑メール対策の基礎知識 フィルタリング ブラックリスト
http://www.iajapan.org/anti_spam/portal/Tech/kiso05.html#50
Weekly Report 2007-01-31号 に掲載