ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。
この度、独立行政法人情報処理推進機構(IPA*1)、財団法人日本データ通信協会テレコム・アイザック推進会議(Telecom-ISAC*2 Japan)及び有限責任中間法人 JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC*3)は、「重要インフラセキュリティセミナー~管理と技術的対策~」を開催させていただくこととなりました。
独立行政法人 情報処理推進機構 セキュリティセンター
セキュリティセンター長 三角 育生
財団法人 日本データ通信協会テレコム・アイザック推進会議
企画調整部長 有村 浩一
有限責任中間法人 JPCERTコーディネーションセンター
常務理事 早貸 淳子
近年インターネットは、さまざまな社会経済活動の中で広く利用されるようになりその依存性が高まる一方で、インターネットを通じたコンピュータ・システムへの不正なアクセス、コンピュータウイルス、ボットなどが利用された機密情報の漏えいやコンピュータ・システムの障害による事業活動の停止、といった情報セキュリティインシデントは頻発し、ますます増大する傾向にあります。
これら脅威は社会的なリスクであり、それらを低減させるため、セキュリティ対策の主要素であるコンピュータ・システムの脆弱性対策とネットワークセキュリティ対策等について、独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)、財団法人 日本データ通信協会テレコム・アイザック推進会議(Telecom-ISAC Japan)及び有限責任中間法人JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)では、国内外関係組織と連携しさまざまな取り組みを行ない、その普及啓発活動を行なっています。
この一環として、このたび、国内外の情報セキュリティ関連のエキスパートを講師に迎え、国民の社会経済活動の基盤を広く支える重要インフラシステムに対する事業継続管理や法的問題、重要インフラ事業者における対応事例等の紹介、情報に係る重要インフラ防護等の国際的動向などをご紹介するセミナーを開催いたします。
*1 IPA:Information-technology Promotion Agency, Japan
*2 ISAC:Information Sharing and Analysis Center
*3 JPCERT/CC: Japan Computer Emergency Response Team Coordination Center
開催概要 | ||
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開催日時 | 2007年2月14日(水)9時00分より | |
会 場 |
海運クラブ (http://kaiunclub.org/) (東京都千代田区平河町 2-6-4 海運ビル) |
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主 催 |
独立行政法人 情報処理推進機構 財団法人 日本データ通信協会テレコム・アイザック推進会議 有限責任中間法人 JPCERTコーディネーションセンター |
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後 援 (五十音順) |
財団法人 金融情報システムセンター(予定) 社団法人 日本経済団体連合会(予定) |
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対 象 |
主として国内の重要情報インフラ事業者等(注)のコンピュータ・システムを担う者 (注)「重要インフラ事業者」:情報通信、金融、航空、鉄道、電力、ガス、政府・行政サービス (地方公共団体を含む。)、医療、水道、物流等の事業に係わる者 |
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費 用 | 無料 | |
申し込み方法 | 申込み受付は終了しました。 | |
締 切 | 定員になり次第、締め切りとなります。 | |
定 員 | 200名 ※先着順 |
プログラム | |
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午前の部-マネジメントトラック | |
9:00~9:20 |
基調講演 「我が国の情報セキュリティ政策の現状」
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9:20 - 9:55 |
「企業の情報セキュリティの位置づけ ~米国からの教訓~」
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9:55 - 10:30 |
「最近の情報セキュリティ関連裁判例について」
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10:30 - 10:40 | ------Break------ |
10:40 - 11:10 |
「ボットネット対策など最近の Telecom-ISAC Japanの取組」
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11:10 - 11:40 |
「組織内CSIRT*4の重要性」
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11:40 - 12:10 |
「セキュリティインシデントを考慮した事業継続管理(BCM*5)」
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12:10 - 13:30 | 昼食 |
午後の部-テクニカルトラック | |
13:30 - 14:10 |
「金融分野における情報セキュリティ対策の動向について」
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14:10 - 14:50 |
「曝露型ウイルスやスパイウェアによる情報漏洩」
~ R&Dの視点から ~
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14:50 - 15:30 |
「電気通信事業分野におけるサイバー攻撃対応演習の実施について」
~ R&Dの視点から ~
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15:30 - 15:45 | ------Break------ |
15:45 - 16:40 |
「リモート監視・制御システムの情報セキュリティ(SCADA*6 Security)」
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16:40 - 17:10 |
「電気事業における情報セキュリティ対策等への取組みについて」
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17:10 - 17:50 |
「海外のセキュリティ対策の動向について」
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*4 CSIRT(Computer Security Incident Response Team):インシデント対応組織の総称
*5 BCM(Business Continuity Management): 事業継続計画(BCP)を含む管理策
*6 SCADA(Supervisory Control and Data Acquisition):遠隔制御・監視システムのこと
*7 NIST (National Institute of Standards and Technology: アメリカ国立標準技術研究所