2016年7月7日
サイバーセキュリティ対策活動への協力者に感謝状贈呈
一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター
2016年6月30日、一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は、サイバーセキュリティ対策活動に特に顕著なご貢献をいただいた方に感謝の意を表して記念の盾とともに感謝状を贈呈しました。
現代社会は情報通信システムに大きく依存しており、サイバーセキュリティインシデント(以下、インシデントといいます。)にうまく対処できなければ、深刻な社会問題が引き起こされたり、影響がグローバルに拡散したりする恐れがあります。
JPCERT/CCは、国内のインシデントの被害を低減するために、インシデントへの対応支援活動、インシデントを未然に防ぐための早期警戒活動、マルウエア分析、ソフトウエア製品等の脆弱性に関する調整活動などを行っています。これらの活動を円滑かつ効果的に進めるためには、皆様からの情報提供や様々なご協力が欠かせません。
JPCERT/CCでは、サイバーセキュリティ対策活動に対する皆様からの御好意と御力添えに深く思いをいたし、第3回目となる2016年度は次の方に感謝状と記念の盾を贈呈致しました。
東芝インフォメーションシステムズ株式会社 柏村 卓哉 様
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東芝グループの情報セキュリティ関連業務に携わっておられ、日々の業務で確認された様々な攻撃に関する情報などを提供いただいてきました。特に、昨今国内でも大きな被害が発生しているランサムウエアやバンキングトロージャンへ誘導するWeb改ざんについては、いち早く共有いただくとともに、継続的に情報を提供いただいています。これらの情報は、攻撃の変化や全体像の把握につながるなど、JPCERT/CCのインシデント対応業務に深く貢献いただきました。 |
(左:東芝インフォメーションシステムズ 柏村様、右:JPCERT/CC 真鍋) |
JPCERT/CCからの感謝状の贈呈について:
国内のサイバーセキュリティインシデントの被害の低減に大きく貢献した方に感謝の意を表することを目的に「JPCERT/CC感謝状制度」を 2014年4月に制定いたしました。これに基づいて、顕著なご貢献をいただいた方々に、年1回JPCERT/CCより感謝状を贈呈させていただくものです。
JPCERT/CC 感謝状