JPCERTコーディネーションセンターは、来る2024年2月7日(水)に「制御システムセキュリティカンファレンス2024」のオンライン開催を予定しております。開催にあたり、講演希望者を広く募集することといたします。講演をご希望の方は、以下の開催概要と募集要項をお読みいただき、講演申込事項を記載の上、メールにてCFP担当までお送りください。 皆さまからのたくさんのご応募をお待ちしております。
名称 | 制御システムセキュリティカンファレンス2024 |
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開催趣旨 | 新型コロナウイルス感染症やウクライナ問題等、さまざまな事業上のリスク因子が制御システムの運用環境にも影響を与えており、持続的な事業運営や事業競争力の確保のためにリモートアクセスやクラウド等の導入が容易ではなかった技術を活用する製造業等の事業者が増えつつあります。また、これらの技術を活用するため、制御システムのセキュリティ対策への更なる取り組みを進める動きが産業界で見られます。その一方で、サイバー攻撃によって特定の企業や組織だけでなく国内の重要な産業活動に影響を与える被害も発生しています。このため、制御システムを対象としたセキュリティインシデントへの備えに関心を持つ組織も増加しているように見受けられます。 こうした中、JPCERT/CCでは、制御システムにおけるセキュリティインシデントへの備えにつながるよう、ICSセキュリティのさまざまなステークホルダーの皆さまとともに、ICSにおけるセキュリティ対策の一層の強化を協力して進めるべく、2023年度も「制御システムセキュリティカンファレンス2024」を開催して、関係者への情報共有や連携をはかって行きたいと考えています。 そこで、開催趣旨ならびに講演テーマに沿った、同カンファレンスでの講演希望者を公募いたします。 ICSセキュリティに日々取り組んでいる講演希望者の方々は、ぜひご応募ください。 |
日時 | 2024年2月7日(水)12:00~18:00(予定) |
会場 | オンライン配信 |
主催 | 一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター |
共催 | 経済産業省(予定) |
参加人数 | 450名程度 |
参加費 | 無料 |
応募にあたっての留意事項 |
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講演テーマ |
講演の募集テーマは、制御システムセキュリティ全般を対象としていますが、特に、次のテーマを重点的に募集いたします。
■重点募集テーマ [A] 産業界におけるクラウド活用やオペレーションの自動化を推進する上でのセキュリティ上の課題や対策例 [B] 制御システムにおけるリモートアクセス(監視や保守等)上のセキュリティに関する提案や取り組み [C] 制御システムのサプライチェーンリスクに関する提案や対策例 [D] 制御システムインシデントにおけるユーザー組織の対応事例や対応上の課題 (例:インシデント対応時の安全確保の課題、組織内外との連携ポイントや課題等) [E] 制御システムのインシデント対応に備えたユーザー組織の取り組み例やその課題 (例:ICSの脆弱性の管理やその評価手法、インシデント対応訓練等) [F] 制御システムセキュリティに関する技術的な調査・研究(例:脅威分析、脆弱性分析等) [G] 制御システムセキュリティの標準や規格等に関する調査・研究の提案や事例 ■留意事項 選考にあたっては、上記重点テーマに沿うとともに次の点を重視いたします。 - 新規性がある - 制御システムの現場担当者が取り入れやすい事前対策やその事例がある - 制御システムの現場担当者におけるインシデント対応の事例やヒントがある ※なお、特定企業のサービスや、製品等の宣伝はお断りいたします。 |
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応募資格 | 国内在住の制御システムに関係する方であれば、どなたでもご応募いただけます。 |
募集内容 |
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謝金・交通費 | JPCERT/CCの規定に従い、講師謝金および撮影会場までの交通費を実費支給いたします。 |
申し込み方法 |
次の講演申込事項を電子メールでお送りください。
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応募締切 | 受け付けを終了しました。ご応募ありがとうございました。 |
お問い合わせ先 |
制御システムセキュリティカンファレンス2024(CFP担当) メール:icsr@jpcert.or.jp |
■講演選考:
JPCERT/CCのプログラム選考委員が応募内容を精査の上、採否を決定いたします。選考結果は、応募された方に後日電子メールでご連絡いたします。
なお、留意事項以外の詳細な選考基準などについてはお伝えしておりませんので、あらかじめご了承ください。