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最終更新: 2009-06-03

Weekly Report 2009-06-03号


JPCERT-WR-2009-2101
JPCERT/CC
2009-06-03

<<< JPCERT/CC WEEKLY REPORT 2009-06-03 >>>

■05/24(日)〜05/30(土) のセキュリティ関連情報

目 次

【1】Microsoft DirectShow に脆弱性

【2】VMware 製品に複数の脆弱性

【3】BlackBerry Attachment Service の PDF 生成機能に複数の脆弱性

【4】MT312 の複数の製品にクロスサイトスクリプティングの脆弱性

【5】アドシステムズのWeb会議室予約 フリー(無料)版 leger にクロスサイトスクリプティングの脆弱性

【今週のひとくちメモ】Windows Vista および Server 2008 Service Pack 2 リリース

※紹介するセキュリティ関連情報の選定基準は以下のページをご覧ください。
https://www.jpcert.or.jp/wr/

※PGP署名付きテキスト版および XML 版は以下のページをご覧ください。
https://www.jpcert.or.jp/wr/2009/wr092101.txt
https://www.jpcert.or.jp/wr/2009/wr092101.xml

【1】Microsoft DirectShow に脆弱性

情報源

US-CERT Current Activity Archive
Microsoft Releases Security Advisory 971778
http://www.us-cert.gov/current/archive/2009/05/29/archive.html#microsoft_releases_security_advisory_971778

DOE-CIRC Technical Bulletin T-148
Microsoft DirectX DirectShow QuickTime Video Remote Code Execution Vulnerability
http://www.doecirc.energy.gov/bulletins/t-148.shtml

概要

Microsoft DirectX に含まれる Microsoft DirectShow には、
QuickTime メディアファイルの処理に起因する脆弱性があります。結果
として、遠隔の第三者が細工した QuickTime メディアファイルを閲覧
させることで、任意のコードを実行する可能性があります。

対象となる製品およびバージョンは以下のとおりです。

- 現在サポートされている Windows 2000, XP, Server 2003 で動作す
  る Microsoft DirectX 7.0 〜 9.0c

なお、Windows Vista および Server 2008 で動作する DirectX 10 は
影響しません。

2009年6月2日現在、この問題に対するセキュリティ更新プログラムは提
供されていません。回避策としては、quartz.dll による QuickTime の
解析を無効化するなどの方法があります。詳細は Microsoft のアドバ
イザリを参照してください。

関連文書 (日本語)

マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ (971778)
Microsoft DirectShow の脆弱性により、リモートでコードが実行される
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/advisory/971778.mspx

関連文書 (英語)

Microsoft Help and Support
Microsoft Security Advisory: Vulnerability in Microsoft DirectShow could allow remote code execution
http://support.microsoft.com/kb/971778/en

【2】VMware 製品に複数の脆弱性

情報源

US-CERT Current Activity Archive
VMware Releases Security Advisory
http://www.us-cert.gov/current/archive/2009/05/29/archive.html#vmware_releases_security_advisory2

概要

VMware 製品には、複数の脆弱性があります。結果として、遠隔の第三
者が任意のコードを実行したり、サービス運用妨害 (DoS) 攻撃を行っ
たりする可能性があります。

対象となる製品およびバージョンは以下のとおりです。

- VMware Workstation 6.5.1 およびそれ以前
- VMware Player 2.5.1 およびそれ以前
- VMware ACE 2.5.1 およびそれ以前
- VMware Server 2.0
- VMware Server 1.0.8 およびそれ以前
- VMware Fusion 2.0.1 およびそれ以前
- VMware ESXi 3.5 , パッチ ESXe350-200904402-T-BG 未適用の製品
- VMware ESX 3.5 , パッチ ESX350-200904401-BG 未適用の製品
- VMware ESX 3.0.3 , パッチ ESX303-200905401-SG 未適用の製品
- VMware ESX 3.0.2 , パッチ ESX-1008420 未適用の製品
- VMware ESX 2.5.5 , パッチ update patch 13 未適用の製品

この問題は、VMware が提供する修正済みのバージョンに、該当する製
品を更新することで解決します。詳細については、VMware が提供する
情報を参照してください。

関連文書 (英語)

VMware Security Advisories VMSA-2009-0007
VMware Hosted products and ESX and ESXi patches resolve security issues
http://www.vmware.com/security/advisories/VMSA-2009-0007.html

【3】BlackBerry Attachment Service の PDF 生成機能に複数の脆弱性

情報源

US-CERT Current Activity Archive
BlackBerry Security Advisory
http://www.us-cert.gov/current/archive/2009/05/29/archive.html#blackberry_security_advisory2

DOE-CIRC Technical Bulletin T-146
BlackBerry Attachment Service PDF Distiller Multiple Unspecified Security Vulnerabilities
http://www.doecirc.energy.gov/bulletins/t-146.shtml

概要

BlackBerry Attachment Service の PDF 生成機能には複数の脆弱性が
あります。結果として、遠隔の第三者が細工した PDF ファイルを閲覧
させることで、Attachment Service を実行するサーバ上で任意のコー
ドを実行する可能性があります。

対象となる製品およびバージョンは以下のとおりです。

- BlackBerry Enterprise Server 4.1 Service Pack 3 (4.1.3) から 5.0
- BlackBerry Professional Software 4.1 Service Pack 4 (4.1.4)

この問題は、Research In Motion が提供する修正済みのバージョンに、
該当する製品を更新することで解決します。詳細については、Research
In Motion が提供する情報を参照してください。

関連文書 (英語)

Research In Motion - Security Advisory KB18327
Vulnerabilities in the PDF distiller of the BlackBerry Attachment Service for the BlackBerry Enterprise Server
http://www.blackberry.com/btsc/search.do?cmd=displayKC&docType=kc&externalId=KB18327

【4】MT312 の複数の製品にクロスサイトスクリプティングの脆弱性

情報源

Japan Vulnerability Notes JVN#01115659
MT312 製携帯対応掲示板 REP-BBS におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性
http://jvn.jp/jp/JVN01115659/index.html

Japan Vulnerability Notes JVN#70836284
MT312 製写メール掲示板 IMG-BBS におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性
http://jvn.jp/jp/JVN70836284/index.html

概要

MT312 の複数の製品には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性があ
ります。結果として、遠隔の第三者がユーザのブラウザ上で任意のスク
リプトを実行する可能性があります。

対象となる製品およびバージョンは以下のとおりです。

- 含まれている "config.php" および "model.php" ファイルの日付が
  2009年5月21日より前の携帯対応掲示板 REP-BBS (repbbs.lzh)
- 含まれている "model.php" ファイルの日付が 2009年5月21日より前
  の写メール掲示板 IMG-BBS (imgbbs.lzh)

この問題は、MT312 が提供する修正済みのバージョンに、該当する製品
を更新することで解決します。

関連文書 (日本語)

MT312
携帯対応掲示板 REP-BBS
http://www.mt312.com/script/11/

MT312
写メール掲示板 IMG-BBS
http://www.mt312.com/script/12/

【5】アドシステムズのWeb会議室予約 フリー(無料)版 leger にクロスサイトスクリプティングの脆弱性

情報源

Japan Vulnerability Notes JVN#57036470
アドシステムズ製Web会議室予約 フリー(無料)版 leger におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性
http://jvn.jp/jp/JVN57036470/index.html

概要

有限会社アドシステムズのWeb会議室予約 フリー(無料)版 leger 
には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性があります。結果として、
遠隔の第三者がユーザのブラウザ上で任意のスクリプトを実行する可能
性があります。

対象となるバージョンは以下の通りです。

- Web会議室予約 フリー(無料)版 leger 2009年05月22日版 
  (Ver.1.6.4) およびそれ以前

この問題は、配布元が提供する修正済みのバージョンにWeb会議室予
約 フリー(無料)版 leger を更新することで解決します。

関連文書 (日本語)

有限会社アドシステムズ
Web会議室予約 フリー(無料)版 leger
http://www.ad2000.co.jp/service/index.html

■今週のひとくちメモ

○Windows Vista および Server 2008 Service Pack 2 リリース

2009年5月26日、マイクロソフトは Windows Vista および Server 2008
SP2 をリリースしました。これまでのセキュリティ更新プログラムのほ
か、パフォーマンスの向上やいくつかの機能の追加などが提供されてい
ます。

管理者の方は、業務アプリケーションが SP2 で正しく動作するかなど、
対応を確認してください。なお、互換性に問題がある場合などのために、
自動更新を一定の期間ブロックするブロッカーツールが提供されていま
す。

参考文献 (日本語)

Microsoft ダウンロードセンター
Windows Server 2008 Service Pack 2 および Windows Vista Service Pack 2 (5 言語用スタンドアロン版) (KB948465)
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=a4dd31d5-f907-4406-9012-a5c3199ea2b3&DisplayLang=ja

Microsoft ダウンロードセンター
Windows Service Pack ブロッカーツール キット
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=ec662f0f-4167-44e7-ba79-766679892ba2&DisplayLang=ja

参考文献 (英語)

The Windows Blog
Windows Vista and Windows Server 2008 SP2 RTW
http://windowsteamblog.com/blogs/windowsvista/archive/2009/05/26/windows-vista-and-windows-server-2008-sp2-rtw.aspx

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