JPCERT-WR-2024-0605
JPCERT/CC
2024-06-05
<<< JPCERT/CC WEEKLY REPORT 2024-06-05 >>>
■05/26(日)〜06/01(土) のセキュリティ関連情報
目 次
【1】シャープ製および東芝テック製の複合機(MFP)における複数の脆弱性
【2】セイコーソリューションズ製SkyBridge MB-A100/MB-A110およびSkyBridge BASIC MB-A130にコマンドインジェクションの脆弱性
【3】OpenSSLに解放済みメモリ使用(use-after-free)の脆弱性
【4】Redmine DMSF Pluginにパストラバーサルの脆弱性
【5】エレコム製無線ルーターにOSコマンドインジェクションの脆弱性
【6】UnifierおよびUnifier Castに複数の脆弱性
【7】IPAが「内部不正防止対策・体制整備等に関する中小企業等の状況調査」の2023年度報告書を公開
【8】複数のCheck Point Software Technologies製品のVPN機能に情報漏えいの脆弱性
※紹介するセキュリティ関連情報の選定基準は以下のページをご覧ください。
https://www.jpcert.or.jp/wr/
【1】シャープ製および東芝テック製の複合機(MFP)における複数の脆弱性
情報源
概要
シャープ製および東芝テック製の複合機(MFP)には、複数の脆弱性が存在します。この問題は、当該製品を修正済みのファームウェアに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書
https://jp.sharp/business/print/information/info_security_2024-05.html
【2】セイコーソリューションズ製SkyBridge MB-A100/MB-A110およびSkyBridge BASIC MB-A130にコマンドインジェクションの脆弱性
情報源
概要
セイコーソリューションズ株式会社が提供するSkyBridge MB-A100/MB-A110およびSkyBridge BASIC MB-A130には、コマンドインジェクションの脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのファームウェアに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書
【3】OpenSSLに解放済みメモリ使用(use-after-free)の脆弱性
情報源
概要
OpenSSLには、特定の条件下において解放済みメモリ使用(use-after-free)の脆弱性があります。本脆弱性の公表時点では修正版は提供されていませんが、今後公開されるバージョンにおいて修正される予定です。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書
【4】Redmine DMSF Pluginにパストラバーサルの脆弱性
情報源
概要
Kontronが提供するRedmine DMSF Pluginには、パストラバーサルの脆弱性が存在します。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書
https://github.com/danmunn/redmine_dmsf/blob/master/CHANGELOG.md#314-2024-05-06
【5】エレコム製無線ルーターにOSコマンドインジェクションの脆弱性
情報源
概要
エレコム株式会社が提供する無線ルーターには、OSコマンドインジェクションの脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのファームウェアにアップデートすることで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書
【6】UnifierおよびUnifier Castに複数の脆弱性
情報源
概要
横河レンタ・リース株式会社が提供するUnifierおよびUnifier Castには、複数の脆弱性が存在します。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書
【7】IPAが「内部不正防止対策・体制整備等に関する中小企業等の状況調査」の2023年度報告書を公開
情報源
https://www.ipa.go.jp/security/reports/economics/ts-kanri/20240530.html
概要
IPAは、中小企業等における、「守るべき情報資産の認識不足や内部不正防止対策の取組の遅れ」など課題にまつわる実態調査を手掛けています。2023年度の取り組みとして、経営者の意識、基本方針の策定状況、組織体制の整備状況、対策の実態、企業の取り組み事例などの調査を実施し、報告書を公開しました。 中小企業の内部不正対策推進に資する内容となっています。
【8】複数のCheck Point Software Technologies製品のVPN機能に情報漏えいの脆弱性
情報源
概要
複数のCheck Point Software Technologies製品のVPN機能には、情報漏えいの脆弱性があります。この問題に対処するHotfixが提供されています。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書
https://blog.checkpoint.com/security/enhance-your-vpn-security-posture
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