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CRYPTREC が「SHA-1 の安全性低下について」を公開

2017年3月1日、CRYPTREC は、「SHA-1 の安全性低下について」を公開しました。この文書は、2017年2月に CWI Amsterdam と Google Research の共同研究チームが発表した、ハッシュ関数 SHA-1 の衝突の実現を受けて公開されたものです。ハッシュ関数を衝突させられるようになると、電子署名の偽造が可能となることから、CRYPTREC は、SHA-256 などのより安全なハッシュ関数の使用を推奨しています。また、日本ネットワークセキュリティ協会 (JNSA) も「SHA-1 衝突の実現による電子署名への影響と対策」を公開しています。
参考文書(日本語)

Weekly Report 2017-03-08号 に掲載

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