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IME のクラウド関連機能に関するセキュリティ上の注意

最近の日本語入力に使われる IME には、学習履歴を複数の端末で共有するために外部サーバに履歴を保存したり、変換精度を向上させるために外部サーバと通信したりする、クラウド関連機能が実装されている製品があります。

このような機能を持つ IME は、一部のメーカ製 PC にプリインストールされていたり、他のアプリケーションと一緒にインストールされたりする場合があります。

クラウド関連機能は、ユーザが端末で入力した内容を外部サーバへ送信することによって実現されていますが、ユーザの意図しない通信を行っている事例が指摘されています。

 IME のクラウド関連機能を使う場合は、入力内容が外部に送信される可能性があることを認識しておきましょう。
参考文書(日本語)

Weekly Report 2014-01-08号 に掲載

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