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DNS Changer マルウエア

DNS Changer と呼ばれるマルウエアが、ここ数年活動を拡大していました。2011年11月、FBI の活動により、このマルウエアを悪用していた犯罪グループが逮捕され、このマルウエアのコントロールに使われていたサーバ群が押収されました。

DCWG (DNS Changer Working Group) の発表によると、2012年1月末現在、感染したまま対策がなされていない PC は全世界で 40万台規模で残っているようです。アメリカ政府は、押収したネームサーバを正規の情報を返すネームサーバとして、一時的に運用しています。

このネームサーバの運用は 3月8日までとされており、マルウエア対策が完了していない PC は、3月8日以降、正常なインターネット利用ができない状態になる可能性があります。

下記文献を参考にお手元の PC を確認することをおすすめします。
参考文書(日本語)
参考文書(英語)

Weekly Report 2012-02-29号 に掲載

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