JPCERT コーディネーションセンター

夏休みに備えて: 休暇中の自宅 PC での作業について

8月に入り、本格的な夏休みのシーズンとなりました。

休暇中に、業務データを持ち帰り自宅で作業される方もいらっしゃると思います。業務データを持ち出す必要がある場合には、自組織のポリシーに従い、その取り扱いや情報漏えいには十分に注意してください。

特に、以下のような危険があることを認識して行動することが重要です。

  - 家族と共有している PC で作業する場合家族がファイル共有ソフトウエアを利用していることなどにより、
    意図せずに情報漏えいする可能性があること
  - USB メモリを使ってデータの移動をしている場合USB メモリや、デジカメで使われるフラッシュメモリなどを経由して感染する Conficker などのマルウエアの被害を受ける可能性があること
  - 自宅の PC がウイルス感染している場合持ち出したデータを社内へ持ち帰る際に、社内にウイルス感染を拡大させる可能性があること
また、Adobe Reader、Flash プラグインなど、多くの PC にインストールされているソフトウエアについて、7月末にアップデートが公開されています。お使いのソフトウエアが最新版にアップデートされているか、確認してください。
参考文書(日本語)

Weekly Report 2009-08-05号 に掲載

Topへ

Topへ
最新情報(RSSメーリングリストTwitter