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インターネットセキュリティの歴史 第28回「DNS アンプによる DDoS 攻撃」

2005年、DNS アンプによる DDoS 攻撃が大きな話題になりました。DNS 
アンプとは DNS 再帰的問合せを受け付けるサーバを踏み台にして、DNS 
要求パケットの何倍もの大きさのパケットを送りつける手法です。

2006年1月3日から 2月中旬にかけて世界の約 1,500 の組織が対象となっ
た DDoS 攻撃に、この DNS アンプの手法が使われたといわれています。

DNS キャッシュサーバが攻撃の踏み台として使われないように、再帰的
問合せを受け付ける範囲を必要最小限とするようにアクセス制限を施す
ことが推奨されています。
参考文書(日本語)
参考文書(英語)

Weekly Report 2009-04-01号 に掲載

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