JPCERT コーディネーションセンター

インターネットセキュリティの歴史 第25回「VISA やイーバンク銀行を騙る日本語フィッシングメール」

2004年11月、VISA やイーバンク銀行を騙ってクレジットカード情報な
どを盗み取ろうとする日本語フィッシングメールの存在が明らかになり
ました。それまでは英語のフィッシングメールは数多く送信されていま
したが、このころから日本人を標的とする日本語のフィッシングメール
が本格的に送信されるようになりました。

この VISA の事例では、フィッシングサイトはルーマニアに設置されて
おり、ルーマニアの ISP の協力によってフィッシングサイトは停止で
きました。しかし、その後もフィッシングサイトは、様々な国に設置さ
れ、同様のフィッシングメールも送信され続けました。
参考文書(日本語)

Weekly Report 2009-01-21号 に掲載

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