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OpenSSH の実験的機能 VisualHostKey

OpenSSH v5.1 から、SSH サーバホスト鍵のフィンガープリントをより人間が判別しやすいアスキーアートとして表示される機能が実験的に加えられました。

初めて SSH サーバに接続する際には、SSH サーバホスト鍵のフィンガープリントを確認し、自分が接続すべきサーバと通信を行っていることを確認することが重要です。

VisualHostKey=yes というオプションを利用してホストに接続すると以下のようなアスキーアートが表示されます。

user[~]: ssh -o VisualHostKey=yes host1Host key fingerprint is df:f1:91:2d:fb:7e:f3:0a:38:71:20:91:e9:3c:ee:60+--[ RSA 1024]----+
|        ... .    |
|       . +.B   . |
|        . O.X o  |
|         + B.O   |
|        S o.=    |
|         .E      |
|         .       |
|                 |
|                 |
+-----------------+

本機能はランダムな文字列を可視化し、人間にとって覚えやすい形で提示することを目指したユニークな機能です。
参考文書(英語)

Weekly Report 2008-12-25号 に掲載

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