JPCERT コーディネーションセンター

SQL インジェクション攻撃による被害増加について

データベースと連携するアプリケーションの不備を悪用して、アプリケーションへの入力データに SQL 文を挿入し、データベースを不正に操作する試みを SQL インジェクション攻撃といいます。

昨年の夏から SQL インジェクション攻撃によってデータベースの書き換えを行い、Web サーバのコンテンツを改ざんする事例が複数確認されています。この攻撃によって改ざんされた Web サイトを閲覧することで、ユーザのコンピュータ上にマルウェアがインストールされる危険性があります。

今後も継続的に、ツールなどを使用した大規模な SQL インジェクション攻撃が発生する可能性があります。外部に Web アプリケーションを公開する際には、適切な対策がとられていることを確認してください。
参考文書(日本語)
参考文書(英語)

Weekly Report 2008-03-26号 に掲載

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