JPCERT コーディネーションセンター

盗難や紛失などのトラブルに備えて

盗難や紛失といったトラブルへの対策は、従来からさまざまな方法が考
案され、使用されています。これらの対策を組みあわせて使用すること
で、盗難や紛失といったトラブルによる被害を軽減することができます。

以下に対策の例を示します。

- コンピュータをワイヤーロックで固定する

  ノート型コンピュータをはじめとする多くの機種には、セキュリティ
  スロットと呼ばれるスロットがあります。このスロットに専用のワイ
  ヤーを接続し、ワイヤーを周囲の固定物に結びつけることで、コン
  ピュータの盗難を防止できます。

- ファームウェアに起動パスワードをかける

  コンピュータの機種によっては、起動の際にパスワードを要求するよ
  う設定できます。この設定を有効にすることで、パスワードを知らな
  い人物による OS の起動を防止できます。

- ハードディスクにパスワードをかける

  コンピュータの機種によっては、ハードディスクに対してパスワード
  をかけることができます。この設定を有効にすることで、パスワード
  を知らない人物によるハードディスク内の情報の読み取りや書き込み
  を防止できます。また、他のコンピュータにハードディスクを接続し
  ても読み取りや書き込みができなくなります。
参考文書(日本語)

Weekly Report 2006-12-06号 に掲載

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