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名前解決に注意

最近のコンピュータウィルスの中には、使用している PC 上にユーザの意図しない形で、ホスト名と IP アドレスの対応表を作成するものがあり、結果として、偽装サイトに誘導されてしまう可能性があります。

※ ホスト名を IP アドレスに変換する (いわゆる「名前解決」) には、通常 
    DNS (Domain Name Service) が用いられます。しかし、組織内のサーバや頻繁にアクセスするサーバなどについては、DNS を使わず、使用している PC 自身にホスト名と IP アドレスの対応表を保持することで、名前解決を効率化できます。

使用している PC 上に意図しない内容の対応表が作成されていないか確認することをお勧めします。対応表の詳細については、使用している OS のマニュアル等を参照してください。

※ Windows の場合は C:\WINDOWS\SYSTEM32\DRIVERS\ETC\HOSTS
    UNIX 系の OS の場合は /etc/hosts など

Weekly Report 2005-07-13号 に掲載

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