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「公衆無線 LAN」を利用する場合の注意

空港や駅などで利用可能な「公衆無線 LAN」サービスを使用する場合には、正規のアクセスポイントになりすましたアクセスポイントに接続してしまうことで通信を傍受される可能性があることに注意する必要があります。通信内容が傍受されてしまう危険性は、通常の無線 LAN や有線 LAN においても存在しますが、公衆無線 LAN の場合はその危険性がより高いと考えられます。

このような「なりすまし」アクセスポイントの使用を防ぐことは極めて困難であるため、誤って使用してしまった場合に備えて、通信経路を暗号化するなどの一層の注意が必要です。推奨される手法としては IPsec、SSH や HTTPS などの end-to-end (エンドシステム間) での暗号化手法が挙げられます。

Weekly Report 2005-06-29号 に掲載

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