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chroot

UNIX 系の OS には、一般的に標準で chroot という機能があります。chroot は指定したディレクトリをルートディレクトリとしてプログラムを実行する機能です。この機能を使ってサーバプログラムを実行すれば、万が一、そのサーバプログラムの脆弱性によって侵入行為を受けても、侵入者は chroot で指定されたルートディレクトリ以下の領域以外にはアクセスできないため、侵入による被害を軽減させることができます。

サーバプログラムの中には、サーバプログラム自体に標準で chroot を行なう機能を有しているものもあります。
参考文書(日本語)
参考文書(英語)

Weekly Report 2005-02-16号 に掲載

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