JPCERT コーディネーションセンター

ノートパソコンや PDA を守るために その2

出張等の際にオフィス外で使用するノートパソコンや PDA については、物理的な「盗難」による情報漏洩だけでなく、様々なネットワークに接続する機会が多いことから、ネットワーク経由での情報の「盗難」の被害を受ける危険性が高いと考えられます。このような被害を防ぐ、または被害を最低限に抑えるために、以下の点に注意することが推奨されます。

  - パスワードを適切に運用する
    o パスワードをコンピュータに (可能な限り) 記憶させない
    o 他人が容易に推測可能なパスワードを使用しない
    o 異なるプログラム (システム) に対しては異なるパスワードを設定する
  - 重要なデータは安全且つ物理的に離れた場所に保管する
  - ファイルまたはファイルシステムを暗号化する
  - ウィルス検知ソフトをインストールし、パターンファイルを最新に保つ
  - ファイアウォール (パケットフィルタ) ソフトウェアをインストールし、コンピュータを出入りするパケットを制限する
  - 盗難された (漏洩した) データが何であるか後で確認できるようにデータを (定期的に) バックアップしておく
参考文書(日本語)
参考文書(英語)

Weekly Report 2004-11-17号 に掲載

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