-----BEGIN PGP SIGNED MESSAGE----- JPCERT-WR-2005-3801 JPCERT/CC 2005-09-28 <<< JPCERT/CC REPORT 2005-09-28 >>> これは JPCERT/CC が 9/18(日) から 9/24(土) の間に得たセキュリティ関連 情報のうち、重要と思われるものを抜粋してまとめたレポートです。 [1] Firefox および Mozilla の脆弱性に関する追加情報 CIAC Bulletin P-310 Firefox 1.0.7 Security Update http://www.ciac.org/ciac/bulletins/p-310.shtml CIAC Bulletin P-311 Mozilla Security Update http://www.ciac.org/ciac/bulletins/p-311.shtml JPCERT/CC REPORT 2005-09-14号の [1] でも紹介した、Firefox および Mozilla の脆弱性に関する追加情報です。この問題を修正した以下のバージョ ンが公開されました。 - Firefox 1.0.7 - Mozilla Suite 1.7.12 ※ 2005年9月23日 (日本時間) Firefox 1.0.7 日本語版が公開されました。 このバージョンでは、他の様々な脆弱性も修正されています。速やかな更新を 強くお勧めします。 関連文書 (日本語) JPCERT/CC REPORT 2005-09-14号 [1] http://www.jpcert.or.jp/wr/2005/wr053601.txt JP Vendor Status Notes JVNVU#573857 Mozilla ベースのブラウザにおける、不正な IDN を含む URI 処理に関するバッファオーバーフロー脆弱性 http://jvn.jp/cert/JVNVU%23573857/ Mozilla Japan Firefox 1.0.7 日本語版を公開 http://www.mozilla-japan.org/products/firefox/ Red Hat セキュリティアドバイス RHSA-2005:785-9 Critical: firefox security update http://www.jp.redhat.com/support/errata/RHSA/RHSA-2005-785J.html Red Hat セキュリティアドバイス RHSA-2005:789-11 Critical: mozilla security update http://www.jp.redhat.com/support/errata/RHSA/RHSA-2005-789J.html [2] Apple Mac OS X に複数の脆弱性 CIAC Bulletin P-312 Apple Security Update 2005-008 http://www.ciac.org/ciac/bulletins/p-312.shtml Apple Mac OS X には複数の脆弱性があります。結果として、遠隔から第三者 がログインしているユーザの権限を取得したり、ローカルユーザが root 権限 を取得したりするなどの影響を受ける可能性があります。この問題は、Apple が提供する修正済みのソフトウェアに更新することで解決します。 関連文書 (日本語) Security Update 2005-008 について http://www.info.apple.com/kbnum/n302413-ja [3] JPNIC・JPCERT/CC セキュリティセミナー2005 in 東京 (10/6〜10/7) 開催日迫る! 参加申込受付中 http://www.nic.ad.jp/security-seminar/ 社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター (JPNIC) と JPCERT/CC は、インシデントハンドリングに関する基礎知識および専門知識を 網羅的かつ体系的に学ぶことができる「JPNIC・JPCERT/CC セキュリティセミ ナー2005」を開催します。このうち、東京で開催される「サーバアプリケーショ ンセキュリティ」の開催日が 10/6(木)、7(金) に迫っています。 プログラムの日程、会場、内容、参加費および参加申込方法の詳細については、 上記 URL をご参照ください。 [今週の一口メモ] * APCERT (Asia Pacific Computer Emergency Response Team) とは? APCERT はアジア太平洋地域の CSIRT (Computer Security Incident Response Team) のフォーラムです。これは 1998年に JPCERT/CC を含む数チームが中心 となってボランタリに始まった APSIRC (Asia Pacific Security Incident Response Coordination) を前身とし、2003年2月にフォーラム名を APCERT と して現在の形で運営を開始しました。 ※ 現在、APSIRC は APCERT の年次会合の名称として使われています。 2005年9月現在、13地域 17チームが加盟しています。また JPCERT/CC は APCERT の事務局を担当しています。 参考文献 (英語) APCERT (Asia Pacific Computer Emergency Response Team) http://www.apcert.org/ [JPCERT/CC からのお知らせ] 9/22(木) 17:00 に締め切りました JPCERT/CC レポート読者アンケートに、多 数のご協力をいただき、誠にありがとうございました。集計結果は JPCERT/CC の Web を通じて公開する予定です。 [JPCERT/CC からのお願い] 本レポートに関するお問い合わせは editor@jpcert.or.jp 宛にお願い致しま す。ただし、JPCERT/CC では、提供する情報について具体的な内容そのものに ついてのご質問にはお答えできない場合もあります。またバックナンバーは、 以下の URL からご利用いただけます。 http://www.jpcert.or.jp/wr/ 本メーリングリストの購読申込や購読停止、また登録した電子メールアドレス の変更などにつきましては、以下の URL をご参照ください。 http://www.jpcert.or.jp/announce.html JPCERT/CC へのセキュリティインシデントの報告方法については以下の URL をご参照ください。 http://www.jpcert.or.jp/form/ 以上。 __________ 2005 (C) JPCERT/CC -----BEGIN PGP SIGNATURE----- Version: 2.6.3ia Charset: noconv iQCVAwUBQznfU4x1ay4slNTtAQEXXwQA0BpMCv3WWy8v3AIroufBGQ1RjRKtWeno 4Lz7iiQzffDTXkB9TPlqIcj4DB/z5DVlIyIngbQ/KCCuMIQmA7r334i3RCEKBC+a ls2esTfljpQHqmRrNsixVuoPGW6LQAnXtu+a3n1wgLx1kz44O3kxcz5m+PtkkxNp jRcWGKqr8wY= =IrU2 -----END PGP SIGNATURE-----