-----BEGIN PGP SIGNED MESSAGE----- ====================================================================== JPCERT-PR-2004-0001 JPCERT/CC JPCERT/CC 活動概要 [ 2003年10月1日 〜 2003年12月31日 ] 発行日: 2004-01-21 ====================================================================== §1. インシデント報告 2003年10月1日から2003年12月31日までの間に JPCERT/CC が受領したコン ピュータセキュリティインシデントに関する報告の件数は 649件でした。 注: ここにあげた数字は、JPCERT/CC が受け付けた報告の件数です。従って、 実際のアタックの発生件数や、被害件数を類推できるような数値ではあ りません。また類型ごとの実際の発生比率を示すものでもありません。 一定以上の期間に渡るアクセスの要約レポートも含まれるため、アクセ スの回数と報告件数も一般に対応しません。また、報告元には、国内外 のサイトが含まれます。 [インシデント報告の送信元による分類] JPCERT/CC が受領したインシデント報告の送信元をトップレベルドメイン で分類したもののうち、件数の多いものは以下の通りです。 .au 247件 .jp 207件 .net 116件 .cx 39件 .fr 33件 .br 9件 [インシデント報告より派生した通知連絡] アクセス元などへの連絡仲介依頼に基づいて、JPCERT/CC から国内外の関連 するサイトに通知連絡した件数は 267件です。 [インシデント報告のタイプ別分類] I. プローブ、スキャン、その他不審なアクセス JPCERT/CC では、防御に成功したアタックや、コンピュータ/サービス/弱点 の探査を意図したアクセス、その他の不審なアクセス等、システムのアクセス 権において影響が生じない、または、無視できるアクセスについて 606件の報 告を受領しています。 このような探査は、自動化ツールを用いて広範囲に渡る任意のホストに対し て行なわれています。セキュリティ上の弱点を放置していると、弱点の存在を 検出され、ホストへの侵入等さまざまなアタックを受ける可能性があります。 参考文献 [1] [2] [3] [4] [5] [6] をご参照ください。 今回受領した報告に含まれるアクセスのうち、ポートごとの報告件数が多い ものを以下に列挙します。 135 (epmap) 418件 (*1) 445 (microsoft-ds) 260件 (*1) 21 (ftp) 252件 1080 (socks) 231件 (*1) 3389 215件 139 (netbios-ssn) 209件 80 (http) 210件 (*1) 17300 194件 (*1) 1434 (ms-sql-m) 188件 (*1) 137 (netbios-ns) 183件 (*1) 443 (https) 169件 (*1) 1433 (ms-sql-s) 167件 (*1) 901 (smpnameres) 126件 8080 120件 3128 119件 25 (smtp) 115件 (*3) icmp 111件 (*1) 24099 94件 138 (netbios-dgm) 94件 4899 (radmin-port) 92件 554 (rtsp) 89件 27374 87件 (*4) 111 (sunrpc) 84件 (*2) 1026 80件 (*1) ワームによる感染の試みやワームなどによって設置されたバックドア からの侵入の試みと思われるアクセスが報告されています。参考文献 [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] をご参照ください。また以下の URL もご参照ください。 TCP 139番ポートへのスキャンの増加に関する注意喚起 http://www.jpcert.or.jp/at/2003/at030007.txt TCP 135番ポートへのスキャンの増加に関する注意喚起 http://www.jpcert.or.jp/at/2003/at030005.txt Windows RPC の脆弱性を使用するワームに関する注意喚起 http://www.jpcert.or.jp/at/2003/at030006.txt UDP 1434番ポートへのスキャンの増加に関する注意喚起 http://www.jpcert.or.jp/at/2003/at030001.txt OpenSSL の脆弱性を使って伝播する Apache/mod_ssl ワーム http://www.jpcert.or.jp/at/2002/at020006.txt TCP 1433番ポートへのスキャンの増加に関する注意喚起 http://www.jpcert.or.jp/at/2002/at020002.txt Microsoft IIS の脆弱性を使って伝播するワーム http://www.jpcert.or.jp/at/2001/at010018.txt Microsoft IIS の脆弱性を使って伝播するワーム "Code Red II" http://www.jpcert.or.jp/at/2001/at010020.txt 80番ポート (HTTP) へのスキャンの増加に関する注意喚起 http://www.jpcert.or.jp/at/2001/at010023.txt (*2) 通常、このアクセスは他の RPC サービスに対するアクセスの前段階 として行なわれます。この項目に分類されているアクセスについては、 他の RPC サービスへのアクセスを意図したものである可能性もあり ます。参考文献 [20] をご参照ください。 (*3) なりすましや SPAM メールの送信などの目的で、電子メール配送プロ グラムの中継使用を試みたと思われるアクセスの可能性があります。 (*4) 通常、このアクセスはコンピュータウィルスによって設置されたバッ クドアからの侵入の試みと考えられます。参考文献 [21] [22] をご 参照ください。 II. 送信ヘッダを詐称した電子メールの配送 JPCERT/CC では、送信ヘッダを詐称した電子メールの配送について 4件の報 告を受領しています。 電子メールの送信ヘッダを詐称して、メールの中継には関与していない第三 のサイトへのメール配送が行なわれています。この結果、多量のエラーメール が作成され、計算機資源やネットワーク領域が消費される可能性があります。 また、これらのメールの発信元であるという疑いをもたれる可能性があります。 送信ヘッダを詐称した電子メールの配送については参考文献 [23] [24] をご 参照ください。 III. システムへの侵入 JPCERT/CC では、管理者権限の盗用が認められる場合を含むシステムへの侵 入について 4件の報告を受領しています。侵入を受けた場合の対応については、 以下の URL で公開している文書「コンピュータセキュリティインシデントへ の対応」の V. および VI. を参照してください。 コンピュータセキュリティインシデントへの対応 http://www.jpcert.or.jp/ed/2002/ed020002.txt 今回受領した報告において、侵入の原因として指摘されている弱点のうち、 主なものを以下に紹介します。 Real/Helix ストリーミングサーバプログラムに含まれる弱点 [25] Microsoft Windows の RPC の実装に含まれる弱点 [26] OpenSSL に含まれる弱点 [27] Microsoft SQL Server に含まれる弱点 [28] Apache Web サーバプログラムに含まれる弱点 [29] * Apache Web サーバプログラムに含まれる弱点については以下の URL もご参照ください。 Apache Web サーバプログラムの脆弱性に関する注意喚起 http://www.jpcert.or.jp/at/2002/at020003.txt 今回受領した報告において、侵入後に行なわれた操作として指摘されている 行為のうち、主なものを以下に紹介します。 (1) 当該サイトを経由した他サイトへのアクセス (ワームを含む) (2) システムの改ざん (ファイルの置き換え、ログの消去、Webページの 改ざんなど) (3) DDoS (分散型サービス運用妨害) ツールの設置 (4) サーバプログラムのインストール (バックドアの設置など) (5) ネットワークの傍受 今回受領した報告において、侵入に用いられたと思われるワームのうち、主 なものを以下に紹介します。 Blaster ワーム [7] * Blaster ワームについては以下の URL もご参照ください。 TCP 135番ポートへのスキャンの増加に関する注意喚起 http://www.jpcert.or.jp/at/2003/at030005.txt Windows RPC の脆弱性を使用するワームに関する注意喚起 http://www.jpcert.or.jp/at/2003/at030006.txt Nachi/Welchia ワーム [8] Deloder ワーム [16] Apache/mod_ssl ワーム [12] * Apache/mod_ssl ワームについては以下の URL もご参照ください。 OpenSSL の脆弱性を使って伝播する Apache/mod_ssl ワーム http://www.jpcert.or.jp/at/2002/at020006.txt SQL Slammer ワーム [17] * SQL Slammer ワームについては以下の URL もご参照ください。 UDP 1434番ポートへのスキャンの増加に関する注意喚起 http://www.jpcert.or.jp/at/2003/at030001.txt IV. サービス運用妨害につながる攻撃 JPCERT/CC では、サービス運用妨害につながるアクセスについて 1件の報告 を受領しています。これは、大量のパケットを送信してネットワーク資源を浪 費させたり、サーバプログラムの弱点を悪用してサービス自体を停止させ、結 果としてサイトのネットワーク運用やホストのサービス運用を妨害するもので す。参考文献 [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36] [37] [38] [39] をご参 照ください。また、参考文献 [6] もご参照ください。このアクセスへの対応 については、以下の URL をご参照ください。 サービス運用妨害攻撃に対する防衛 http://www.jpcert.or.jp/ed/2001/ed010005.txt V. その他 JPCERT/CC では、上記 I. から IV. に含まれないインシデント (コンピュー タウィルスや SPAM メールの受信、Web サイトのなりすましなど) について 37件の報告を受領しています。参考文献 [40] [41] をご参照ください。 §2. 公開文書 2003年10月1日から2003年12月31日までの間に JPCERT/CC が発行した文書は、 注意喚起 1件、JPCERT/CC レポート 13件、及び第3四半期の活動概要です。詳 細は以下の通りです。 I. 注意喚起 1件 http://www.jpcert.or.jp/at/ 2003-11-14 TCP 139番ポートへのスキャンの増加に関する注意喚起 II. JPCERT/CC レポート 13件 http://www.jpcert.or.jp/wr/ JPCERT/CC レポート内で扱ったセキュリティ関連情報の項目数は、合計して 63件です。 III. 活動概要 1件 http://www.jpcert.or.jp/pr/ 2003-10-17 JPCERT/CC 活動概要 [ 2003年7月1日 〜 2003年9月30日 ] §3. 主催イベント 2003年10月1日から2003年12月31日までの間に JPCERT/CC が主催したイベン トは以下の通りです。 I. JPNIC・JPCERT/CC セキュリティセミナー 2003 社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター (JPNIC) との共催で 7月から行なっている、全4回のセミナーの第3回「応:〜インシデントに対応 する(発見と調整)〜」を 11/5 に大手町サンケイプラザにおいて開催しました。 詳細は参考文献 [42] [43] をご参照ください。 II. FIRST Technical Colloquium FIRST (Forum of Incident Response and Security Teams) メンバーのコロ キウムを株式会社インターネットイニシアティブの CSIRT (Computer Security Incident Response Team) である IIJ-SECT と共同でホストしまし た。詳細は参考文献 [44] [45] [46] をご参照ください。 III. APCERT Information Day アジア太平洋地域の CSIRT の集まりである、APCERT (Asia Pacific Computer Emergency Response Team) の活動を紹介するイベントを主催しまし た。詳細は参考文献 [47] [48] をご参照ください。 IV. Security Day 〜技術だけでは守れない〜 特定非営利活動法人日本ネットワークセキュリティ協会 (JNSA) との共催で、 Internet Week 2003 (パシフィコ横浜 12/2〜12/5) のメインプログラムとし て、12/3 に開催しました。詳細は参考文献 [49] [50] をご参照ください。 §4. その他の活動 2003年10月1日から2003年12月31日までの間に JPCERT/CC が実施した、上記 §1.〜3. 以外の活動は以下の通りです。 I. インターネット定点観測システム運用 http://www.jpcert.or.jp/isdas/ インターネット上に設置した複数のセンサーから得られる情報を解析すると ともに、世の中に流布するセキュリティ脆弱性情報などをあわせて総合的に評 価した上で、セキュリティ予防観測に関する情報を提供するサービスを 12月 から始めています。 II. JVN (JPCERT/CC Vendor Status Notes) 試験運用 慶應義塾大学土居・高田研究室と共同のプロジェクトとして、国内で使われ ているソフトウェアやネットワーク機器などを対象に、 国内の各ベンダが提 供しているセキュリティ対策情報や更新情報を中心にまとめた Web サイトの 構築を目指した活動をしています。JVN の詳細については参考文献 [51] をご 参照ください。 III. APCERT 事務局運営 アジア太平洋地域の CSIRT の集まりである、APCERT (Asia Pacific Computer Emergency Response Team) の事務局を担当しています。詳細は参考 文献 [47] [48] をご参照ください。 IV. FIRST レプリカサーバの運用 FIRST (Forum of Incident Response and Security Teams) の Web サーバ www.first.org のレプリカサーバ (ミラーサーバ) を運用し、FIRST の活動に 貢献しています。FIRST の詳細については参考文献 [44] をご参照ください。 __________ Appendix. 参考文献 [1] IN-98.02: New Tools Used For Widespread Scans http://www.cert.org/incident_notes/IN-98.02.html [2] IN-98.04: Advanced Scanning http://www.cert.org/incident_notes/IN-98.04.html [3] IN-98.05: Probes with Spoofed IP Addresses http://www.cert.org/incident_notes/IN-98-05.html [4] IN-98.06: Automated Scanning and Exploitation http://www.cert.org/incident_notes/IN-98-06.html [5] IN-99-01: "sscan" Scanning Tool http://www.cert.org/incident_notes/IN-99-01.html [6] Packet Filtering for Firewall Systems http://www.cert.org/tech_tips/packet_filtering.html [7] CA-2003-20 W32/Blaster worm http://www.cert.org/advisories/CA-2003-20.html [8] CERT/CC Current Activity W32/Welchia Worm http://www.cert.org/current/current_activity.html#welchia [9] CA-2001-19 "Code Red" Worm Exploiting Buffer Overflow in IIS Indexing Service DLL http://www.cert.org/advisories/CA-2001-19.html [10] CA-2001-26 Nimda Worm http://www.cert.org/advisories/CA-2001-26.html [11] IN-2002-04: Exploitation of Vulnerabilities in Microsoft SQL Server http://www.cert.org/incident_notes/IN-2002-04.html [12] CA-2002-27 Apache/mod_ssl Worm http://www.cert.org/advisories/CA-2002-27.html [13] AL-2002.12 W32/BUGBEAR@MM Virus http://www.auscert.org.au/render.html?it=2447 [14] AU-2002.008 Updated Information Regarding BugBear Virus http://www.auscert.org.au/render.html?it=2452 [15] IN-2002-06: W32/Lioten Malicious Code http://www.cert.org/incident_notes/IN-2002-06.html [16] CA-2003-08 Increased Activity Targeting Windows Shares http://www.cert.org/advisories/CA-2003-08.html [17] CA-2003-04 MS-SQL Server Worm http://www.cert.org/advisories/CA-2003-04.html [18] IN-2003-01 Malicious Code Propagation and Antivirus Software Updates http://www.cert.org/incident_notes/IN-2003-01.html [19] CA-2003-28 Buffer Overflow in Windows Workstation Service http://www.cert.org/advisories/CA-2003-28.html [20] IN-99-04: Similar Attacks Using Various RPC Services http://www.cert.org/incident_notes/IN-99-04.html [21] CA-1999-02 Trojan Horses http://www.cert.org/advisories/CA-1999-02.html [22] IN-2001-07: W32/Leaves: Exploitation of previously installed SubSeven Trojan Horses http://www.cert.org/incident_notes/IN-2001-07.html [23] Email Bombing and Spamming http://www.cert.org/tech_tips/email_bombing_spamming.html [24] Spoofed/Forged Email http://www.cert.org/tech_tips/email_spoofing.html [25] RealNetworks media server RTSP protocol parser buffer overflow http://www.kb.cert.org/vuls/id/934932 [26] CA-2003-16 Buffer Overflow in Microsoft RPC http://www.cert.org/advisories/CA-2003-16.html [27] CA-2002-23 Multiple Vulnerabilities In OpenSSL http://www.cert.org/advisories/CA-2002-23.html [28] CA-2002-22 Multiple Vulnerabilities in Microsoft SQL Server http://www.cert.org/advisories/CA-2002-22.html [29] CA-2002-17 Apache Web Server Chunk Handling Vulnerability http://www.cert.org/advisories/CA-2002-17.html [30] Denial of Service Attacks http://www.cert.org/tech_tips/denial_of_service.html [31] CA-1996-01 UDP Port Denial-of-Service Attack http://www.cert.org/advisories/CA-1996-01.html (日本語訳) http://www.jpcert.or.jp/tr/cert_advisories/CA-96.01.txt [32] CA-1996-21 TCP SYN Flooding and IP Spoofing Attacks http://www.cert.org/advisories/CA-1996-21.html [33] CA-1996-26 Denial-of-Service Attack via ping http://www.cert.org/advisories/CA-1996-26.html [34] CA-1997-28 IP Denial-of-Service Attacks http://www.cert.org/advisories/CA-1997-28.html [35] CA-1998-01 Smurf IP Denial-of-Service Attacks http://www.cert.org/advisories/CA-1998-01.html [36] CA-1998-13 Vulnerability in Certain TCP/IP Implementations http://www.cert.org/advisories/CA-1998-13.html [37] CA-1999-17 Denial-of-Service Tools http://www.cert.org/advisories/CA-1999-17.html [38] CA-2000-01 Denial-of-Service Developments http://www.cert.org/advisories/CA-2000-01.html [39] IN-99-07: Distributed Denial of Service Tools http://www.cert.org/incident_notes/IN-99-07.html [40] Microsoft Internet Explorer does not properly display URLs http://www.kb.cert.org/vuls/id/652278 [41] 成りすましたウェブサイトにだまされない方法について http://www.microsoft.com/japan/security/incident/spoof.mspx [42] 社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター (JPNIC) http://www.nic.ad.jp/ [43] JPNIC・JPCERT/CC セキュリティセミナー 2003 〜オペレータが知っておくべきインシデントハンドリングとは〜 http://www.nic.ad.jp/security-seminar/ [44] Forum of Incident Response and Security Teams (FIRST) http://www.first.org/ [45] October 2003 FIRST Technical Colloquium http://www.first.org/tc/oct2003/ [46] 株式会社インターネットイニシアティブ (IIJ) http://www.iij.ad.jp/ [47] Asia Pacific Computer Emergency Response Team (APCERT) http://www.apcert.org/ [48] APCERT Information Day http://www.apcert.org/oct2003.html [49] Internet Week 2003 http://internetweek.jp/ [50] 特定非営利活動法人日本ネットワークセキュリティ協会 (JNSA) http://www.jnsa.org/ [51] JPCERT/CC Vendor Status Notes (JVN) http://jvn.doi.ics.keio.ac.jp/ __________ <JPCERT/CC からのお知らせとお願い> 本文書で解説したコンピュータセキュリティインシデントも含め、インター ネット上で引き起こされるさまざまなコンピュータセキュリティインシデント に関する情報がありましたら、info@jpcert.or.jp までご提供くださいますよ うお願いします。報告様式に関しては以下の URL をご覧ください http://www.jpcert.or.jp/form/ 報告様式にご記載のうえ、 info@jpcert.or.jp までお送りください。 JPCERT/CC に頂いた報告は、報告者の了解なしに、そのまま他組織等に開示 することはありません。JPCERT/CC の組織概要につきましては、 http://www.jpcert.or.jp/ をご参照ください。 JPCERT/CC では、コンピュータセキュリティインシデントに関する情報を迅 速にご提供するために、メーリングリストを開設しています。登録の方法等、 詳しくは、 http://www.jpcert.or.jp/announce.html をご参照ください。 __________ 注: JPCERT/CC の活動は、特定の個人や組織の利益を保障することを目的とし たものではありません。個別の問題に関するお問い合わせ等に対して必ずお答 えできるとは限らないことをあらかじめご了承ください。また、本件に関する ものも含め、JPCERT/CC へのお問い合わせ等が増加することが予想されるため、 お答えできる場合でもご回答が遅れる可能性があることを何卒ご承知おきくだ さい。 注: この文書は、コンピュータセキュリティインシデントに関する一般的な情 報提供を目的とするものであり、特定の個人や組織に対する、個別のコンサル ティングを目的としたものではありません。また JPCERT/CC は、この文書に 記載された情報の内容が正確であることに努めておりますが、正確性を含め一 切の品質についてこれを保証するものではありません。この文書に記載された 情報に基づいて、貴方あるいは貴組織がとられる行動 / あるいはとられなかっ た行動によって引き起こされる結果に対して、JPCERT/CC は何ら保障を与える ものではありません。 __________ 2004 (C) JPCERT/CC この文書を転載する際には、全文を転載してください。また、最新情報につ いては JPCERT/CC の Web サイト http://www.jpcert.or.jp/ を参照してください。 JPCERT/CC の PGP 公開鍵は以下の URL から入手できます。 http://www.jpcert.or.jp/jpcert.asc __________ 改訂履歴 2004-01-21 初版 (JPCERT-PR-2004-0001) -----BEGIN PGP SIGNATURE----- Version: 2.6.3ia Charset: noconv iQCVAwUBQA29d4x1ay4slNTtAQEu7QQAgFN3S6csJ7/RUZW0t5yoqwgxX5xMaE85 ceEAk6hXowCB9/cZU3sr3ZYlqPIq+bp1fl0KbI6SlRFIkIZxEJywCqbVCjjlCCK/ dbWam4onHR6q1mDLhduzi1l7VgzynwJu3fiHLLFtz1cvf0DIQ2fk8KQxFZGRaDeT B+JaLOQBank= =UnW5 -----END PGP SIGNATURE-----