JPCERT コーディネーションセンター

ランサムウェア「WannaCrypt」が感染活動を継続

2017年5月19日、警察庁は、「ランサムウェア「WannaCry」に感染した PC からの感染活動とみられる 445/TCP ポート宛てアクセスの観測について」を公開しました。この報告によると、「WannaCrypt」によると思われるアクセスが5月12日から連日観測されており、感染活動を継続しているとのことです。なお、JPCERT/CC の定点観測システム TSUBAME でも、「WannaCrypt」が感染拡大の際に利用する 445/TCP ポートへのアクセスの増加を確認しています。「WannaCrypt」への感染を防ぐため、Windows Update 等を用いて、セキュリティ更新プログラム MS17-010 を適用することを強く推奨します。修正プログラムの適用が難しい場合には、関連するポート (Port445/TCP) のブロックや、サービスの停止を行うことを推奨します。
参考文書(日本語)

Weekly Report 2017-05-24号 に掲載

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