JPCERT コーディネーションセンター

ハッシュテーブル処理の問題

2011年12月末に公表されたハッシュテーブル処理に関する攻撃手法について、様々なアプリケーションで対策がすすめられています。

この攻撃手法の影響を受けるのは、ハッシュ値が衝突するような入力を作成でき、ハッシュテーブルに登録するデータを外部から制御できる場合です。多くの Web アプリケーションで使用されるプログラミング言語やフレームワークが影響を受けます。

Perl や Ruby では、ハッシュ関数をより強固なものに変更しています。また、Apache Tomcat や PHP では、ハッシュテーブル処理に使われるデータ数を制限する設定項目を追加しています。

お使いのアプリケーションでの対策を確認し、すみやかに対応することをおすすめします。
参考文書(日本語)
参考文書(英語)

Weekly Report 2012-01-25号 に掲載

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