JPCERT コーディネーションセンター

Web ブラウザのプラグイン更新に関する注意

Firefox や Opera など複数の Web ブラウザをインストールしている場合には、Web ブラウザ向けのプラグインの更新に注意が必要です。

ある機能のプラグインが複数の Web ブラウザ向けに別々に提供されている場合、普段使っている Web ブラウザ向けのプラグインを更新しても、他の Web ブラウザ向けのプラグインは更新されていない可能性があります。

このようなプラグインの例として、Adobe が提供する Flash Player や Shockwave Player などがあります。

脆弱性のある古いバージョンのプラグインが残っていると、他の脆弱性やソーシャルエンジニアリングなどの手法を組み合せることで、攻撃に使用される可能性があります。普段は使わない Web ブラウザであっても更新作業を適切に行なうか、不要であれば削除するなどの対策を行なうことが重要です。
参考文書(日本語)

Weekly Report 2008-01-17号 に掲載

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