JPCERT コーディネーションセンター

データの消去方法について

データ復旧用ソフトウェアなどを使用することで、削除されたファイルを再び読み取ることが可能になる場合があるため、保存してある内容の重要度や状況に応じてデータの消去方法を検討することが望まれます。

重要なデータを確実に消去する場合の例として、下記のような方法があります。

    - 無意味なデータで上書きする
      消去したいデータや記憶装置全体に無意味なデータを複数回にわたって上書きするなどの方法でデータの復旧・読み取りを困難にする方法があります。

    - 電気的もしくは磁気的に破壊する
      専用装置にて電気的もしくは磁気的に記憶領域を破壊する方法があります。

    - 物理的に破壊する
      記憶装置を物理的に破壊することで第三者がデータを読み取る事が難しくなります。

なお、上記の方法については、専用のツールや専門の業者も存在します。
参考文書(日本語)

Weekly Report 2006-11-15号 に掲載

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